レシピ
まだ20代の若い頃『そよ風の誘惑』と言うポップスが流行しました。歌っていたオリビア・ニュートンジョン,可愛かったなあ!清楚で上品と言う第一印象だったけど後年ジョン・トラボルタと一緒に『フィジカル』をリリースしたときに余りに印象が変わっていたので驚いた記憶があります。
今日はそよ風の誘惑ならぬ,唐辛子の誘惑というお題で一席(落語じゃないっつてんの!),ならぬお手軽レシピをいくつか。レシピと言うか,美味しい使い方と言った方がこの場合当たっているかな?
唐辛子に限らず辛い物好きで,わさび,からし,ハラペーニョにハバネロ,何でもござれ,です。特に唐辛子が大好きで,お店に入ってもこれが無いと本当にがっかりしますね。
- 牛丼家で牛丼はもちろん味噌汁や豚汁にも。
- 焼き鳥屋で,塩でもたれでも関係なく。
- 味噌ラーメンに。
- 立ち食いそば屋でカレーライスやカレー丼に。
私は北海道出身で北海道発祥の味噌ラーメンには格別な思い入れがあり一家言も二家言(二家言という言葉はありません)もあります。自分でも作るんですがまともにやればかなり面倒なので最近はもっぱらお店に行きます。
先日も朝から急にラーメンが食べたくなってわざわざ車に乗って二十四時間営業の店に出かけました。朝なので、というわけでもないですが味噌味が欲しくて味噌ラーメンをオーダーしました。
注文の味噌ラーメンが出てきてさてさて唐辛子はどこ?といくら探しても胡椒の他においてありません,餃子用の酢と醤油,すりおろしにんにくにトウバンジャンだけが置いてありました。
『七味でも一味でもいいんだが,唐辛子は無いの?』と店員さんに聞くと困った顔をして『置いてないんです,胡椒かトウバンジャンをお使いになってください』と言うのみです。
『ちぇっ!これだから内地(北海道出身者で、ある一定上の年齢の人間は本州のことをこう呼ぶことがあります)の店は困るんだヨナァ!胡椒はしょうゆラーメンとか野菜たっぷりのタン麺に使うの!味噌ラーメンには唐辛子に決まってるべ!』
と,大声で,ですがあくまで心の中で罵り,仕方なくトウバンジャンをスープに投入しました。
『いやぁ〜っ!トウバンジャンの何がいけないのさ,同じ唐辛子なんだから文句言わずに使えばいいんでないの!(道産子が反論したらこうなるかな?)』
それが違うんですよねぇ。すっかりポピュラーになって日本人の食卓にも馴染んだ中国料理由来のトウバンジャンですが,元々唐辛子に塩と蚕豆を混ぜて発酵したものなので,入れれば入れた分だけしょっぱくなってしまいます。
辛い物好きだけどしょっぱすぎるのは身体に悪いでしょ,特に50を超えたおっさんにはね。泣く泣く,出来るだけしょっぱくならないように加減してトウバンジャンを加えた味噌ラーメンは大いに物足りませんでしたね。「味噌ラーメンを置く店,必ず唐辛子を置くように!」
つい最近やってみてなかなか美味しかった使い方を。
朝飯はついぞ食わなくなりましたが,時々出勤前に牛丼屋の朝飯や立ち食いそばを食べることがあります。辛いものも好きだがそれに負けず劣らず好きなものが麺類、分けても日本そばです(何で蕎麦をわざわざ日本そばって言わなきゃいけないんでしょうねぇ)。
隣でこうして食べている私よりちょいと年配の小父さんの真似をしてみたらこれが意外に美味かった。盛り蕎麦の,付けづゆではなく蕎麦の上から一味唐辛子を振りかけてからつゆに漬けて食べるんです。
そういえば母方の叔父(母の出身地は長野県)もこうして食べていました。わさびのつぅ〜んと来る辛さが苦手で蕎麦はもっぱら唐辛子で食べるんだそうです。唐辛子の他にゆずの粉末をかけたら即席のゆず切りになりました。老舗や高級そば店でよくそば粉にいろいろなものを練り込んだ季節限定の変わりそば,なんてわざわざ張り紙を出して宣伝していますよね,
唐辛子のカプサイシン効果で代謝促進,寝ぼけ眼もパッチリ!一度お試しください。


