残りもの
お刺身が余ってしまいました。なんて贅沢なもったいない話でしょう。料理をよくする父さん(私)はスーパーにもよく足を運びますが,肉より魚、特に生で食べるお刺身が一番高いですね。
勤務帰りの閉店間際に立ち寄ると刺身を売り切るために大幅に値引きして打っていますよね。そこを狙っていくのでそれほど高くはないんですが,今日はどういうわけか家に帰ったらかみさんがやはり刺身を買ってあってとても食べきれない量が残ってしまいました。残ったお刺身を上手に再利用するレシピです。
残ったのはびんちょうマグロ,地元で晩秋から冬に掛けてよく上がる魚です。びんちょう(びんなが)はツナ缶の材料として使われることが多く生で食べることはあまり無かったのですが,最近では回転寿司でおなじみ,よく利用されるようになりましたね。
残った刺身はマグロやかつおですとヅケにします。正式にはふきんで刺身を覆い熱湯を掛けて表面に軽く熱を通してから調整したたれに漬けるのですが,既に切り身になっているのでしょうがかわさびを加えた生醤油に漬けるだけです。
今日のびんちょうはポン酢漬けにしました。ポン酢は市販のものをそのまま,しょうがを加えて。翌日そのまま食べても充分美味しいんですが,今日は一工夫を。
つけ焼き:油をしかないフライパンをよく熱し,両面を焦げ目が付く程度に焼きます。
卵とじ:漬けたれに和える程度にし,小鍋にだしを張り煮立たせてから切り身を入れます。とき卵をまわしかけて蓋をして一煮立ちさせて出来上がり。卵が固くならない程度に。
漬け焼き卵とじ添え:つけ焼きにしたびんちょうの切り身の脇に,だしととき卵で作った卵とじを添えます。卵とじのだしは少なめにし,お皿がつゆだくにならないように。
あっという間に3品できあがり。朝は確り食べなければなりませんが,良質のたんぱく質で胃に負担の掛からないもってこいのおかずです。お試しあれ。
昨日家に帰り着くと鍋の中にかみさんが子供のために拵えた『甘口』麻婆豆腐が残っていました。
元々麻婆豆腐は四川料理、甘口などあるはずも無いが、相違は姉妹が工夫が得意な日本人、麻婆豆腐に限らず、甘口カレーを作りすっかり定着させていますよね。
麻婆豆腐もご同様。良く利用する麻婆豆腐ミックスには広東風や上海風が出現する始末。
残り物麻婆豆腐にはトウチが味付けに使われて入っていました。トウチは乾いた納豆みたいなもの、そのままでも食べられますが、中華料理では専ら味付けに使われます。広東料理はもちろん、四川料理にも使われますが、四川本格麻婆豆腐には使いません。塩辛いが辛味はありません。
麻婆豆腐は辛くなくては認めない私、しょっぱいが妙に甘いかみさん手製の麻婆豆腐を自分好みに変えようと台所に立ちました。
テフロン加工のフライパンに少量ごま油を引き温まったところで豆板醤を炒めて香りを出したところへ、残りの麻婆豆腐を投入して温めて出来上がり。
下の娘が辛い!辛い!と言いつつ全部食べてしまったので、私は茹でピーナツでビールを呑んだ後、インスタントラーメンで夕食を済ませたのでした。
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